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王座奪還へ! チーム三菱ラリーアート 本年8月開催のアジアクロスカントリーラリー参戦発表

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王座奪還へ! チーム三菱ラリーアート 本年8月開催のアジアクロスカントリーラリー参戦発表

AXCRはアセアン最大規模のクロスカントリーラリー

三菱が技術支援するチーム三菱ラリーアートは、8月にタイ~マレーシアで開催予定のアジアクロスカントリーラリー(以下、AXCR)にピックアップトラック「トライトン」の改造クロスカントリー車両(T1仕様)にて参戦すると発表した。

【画像】「トライトン」AXCR参戦車両とトライトンの写真をみる 全66枚

チーム三菱ラリーアートは、昨年開催されたAXCRにフルモデルチェンジしたばかりの「トライトン」の3台体制で参戦し、チャヤポン・ヨーター選手(タイ)が総合3位に入賞。また、2台以上のエントリーですべての車両が完走し、うち上位2台の合計タイムで順位が争われる「チーム賞」を獲得した。

チーム三菱ラリーアートは排気量が大きく、動力性能が勝る競合車に対し「トライトン」の軽快なハンドリングと高い信頼性で対抗してきたが、今年のAXCR参戦車両では各部の熟成を図るとともに、加速性能と走破性を強化、ポテンシャルを高めて必勝態勢で臨むと意気込みを述べた。

第45回バンコク国際モーターショーでは、新しいカラーリングの「トライトン」AXCR参戦車両を公開。湧き出した溶岩のエネルギーをモチーフにしたレッド/ブラックの昨年のカラーリングに対し、エネルギッシュなレッドはそのままに、巻き上がるダストをデジタライズしたグラフィックを車体前方から中央に配し、さらに湧き出した溶岩が固まって強固な岩盤となった様子をイメージしたガンメタリックを車体後方に配置し、AXCR参戦車両の力強い躍動感と耐久信頼性を表現したという。

チーム三菱ラリーアート総監督 増岡浩

「昨年は『トライトン』が過酷なアジアクロスカントリーラリーでも堅牢性、耐久性に優れていることを確認できましたし、軽快なハンドリングと高い悪路走破性は強みであることを再認識しました。ニューモデルで2回目の参戦となる今年は、大排気量の競合車と互角に戦えるよう動力性能を強化するとともに、ワイドトレッド化でさらに走破性を強化して臨みます。チーム三菱ラリーアートは、王座奪還に向けて始動します。ご声援をよろしくお願いします」と声明を発表している。

大会概要

AXCRはアセアン最大規模のクロスカントリーラリーだ。29回目の開催となる今年は、8月11日にタイ南部、タイランド湾に面するスラタニでのセレモニアルスタートによって開幕し、翌12日から本格的な競技がスタート。

タイ国内を南下し、15日にマレーシアに入国、17日にマレーシアの首都クアラルンプールでゴールを迎える。総走行距離は約2000km、スペシャルステージと呼ばれる競技区間はその内1000kmを超える見込みで、コースは山岳部/密林地帯/川渡りなど変化に富み、走破性と耐久性、さらに今年はスピードが問われる難コースが予想される。

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みんなのコメント

1件
  • oke********
    その昔に三菱パジェロは王座に君臨していた。
    だが現在は国内向けには生産休止状態。
    トライトンで王座を奪還し、パジェロ同様に販売数を伸ばしたいだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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